• CN
  • EN
  • ES
  • RU
  • JA
  • PT

【事例】製鉄所高炉投入ホッパー・原料タンク セラミックライニング工事:設計耐用年数 10 年

Time:2026-06-26    Author:KINGCERA    Reader:

製鉄所高炉上部の投入ホッパーとホッパータンクは、原料落下による摩擦と衝撃を常時受けるため摩耗が激しく、設備寿命を確保するには内側に耐摩耗ライナープレートを張り付ける必要があります。
 
2021 年、当社は大手製鉄所の 7 号高炉・8 号高炉用原料タンク向けに、耐摩耗セラミックライニングを専用設計し、セラミックライナーの取付工事を完了させました。これは単なる工事業務にとどまらず、耐久性に対する品質保証です。
 
2021 年、精城セラミックは同製鉄所の炉頂ホッパータンクにセラミックライニングを施工いたしました。
 
月日が流れ、2024 年 9 月、同社は定例設備点検を実施することになりました。製鉄所より正式な依頼を受け、専門技術チームを派遣し、7 号高炉・8 号高炉のホッパータンク内セラミックライニングの摩耗状況を全面的に検査しました。現地測定の結果は非常に良好で、長期間稼働したにもかかわらず、セラミックライナーの摩耗量は設計板厚の 5 分の 1 に満たず、剥離や欠損も一切発生しておりませんでした。現状の摩耗速度から見て、少なくともあと 6~7 年間は安定稼働可能で、トータル耐用年数は約 10 年に達する見込みです。この実績は精城セラミック製品の優れた性能を証明するだけでなく、製鉄所の保守時間短縮と維持費大幅削減に大きく貢献しています。
 
一方、同時期に普通アルミナセラミックを施工した 6 号高炉のホッパータンクとは大きな差が出ました。わずか 1 年足らずで、セラミックライニングとタンク母材の両方が激しく摩耗し、一部箇所では貫通する損傷まで発生したため、急遽補修・交換工事を行わざるを得ませんでした。これにより製鉄所の生産計画は大きな支障をきたし、多大な損失が発生しました 
 
2024 年 9 月の製鉄所定期点検時に撮影したホッパータンク内部写真です。
 
では、弊社のセラミックライニングがこれほど長寿命を実現できる要因は何でしょうか。複数の強みが積み重なった結果です。
第一に、優れたセラミック素材です。今回のタンクには当社独自の K95 セラミックを採用しており、何度も試験と配合改善を重ねたことで、汎用アルミナセラミックよりも耐摩耗性と耐衝撃性が大幅に向上しています。
第二に、多種多様かつ高精度なセラミック形状設計です。技術設計チームにより、各設備の内面形状に合わせて一品ずつ形状をオーダーメイドで設計します。今回の製鉄所ホッパータンクだけで 100 種類以上の形状のセラミック片を製作し、タンク内壁と完全に密着させ、隙間や段差を完全になくしています。
第三に、厳格な接着・施工工法です。専用強力接着剤を使用し、通常の接着剤の 2~3 倍の接着強度を確保しています。また、熟練した専門施工チームが、一工程一工程厳格に作業を行い、一枚一枚のセラミック片がしっかり固定されるよう徹底管理しています。
第四に、衝撃箇所・原料落下ポイントには肉厚増し設計を適用しています。これにより摩耗が均一に進み、局部的な摩耗進行を抑え、設備全体の長寿命を保証します。
素材開発、設計、生産から現地施工まで一貫した総合的な強みにより、弊社のセラミックライニングは製鉄業界で高い評価を得て、多くのお客様から信頼をいただいております。今後も「ブランド・業界・顧客・チーム」を経営理念とし、より高品質な製品とサービスをご提供し続けます。
 
次の記事None